NTT東西は31日、加入電話や公衆電話を全国どの世帯でも公平で安定的に利用できるようにする「ユニバーサルサービス」事業に関する2006年度の収支表を公表した。それによれば、営業利益はNTT東日本が466億7,300万円の赤字、NTT西日本が382億3,800万円の赤字だった。
2006年度のユニバーサルサービスについてNTT東日本では、ユーザーが利用したサービスの料金を直接計上した営業収益が4,817億9,000万円、営業や保守、電気通信設備などにかかる費用を計上した営業費用が5,284億6,400万円。またNTT西日本では、営業収益が4,863億7,600万円、営業費用は5,246億1,400万円だった。
その結果、NTT東日本では、加入電話の営業損失が443億9,900万円、第一種公衆電話の営業損失が22億7,300万円。NTT西日本では、加入電話の営業損失が365億2,400万円、第一種公衆電話の営業損失が17億1,300万円に上った。
関連情報
■URL
ニュースリリース(NTT東日本)
http://www.ntt-east.co.jp/release/0708/070831a.html
ニュースリリース(NTT西日本)
http://www.ntt-west.co.jp/news//0708/070831a.html
■関連記事
・ NTT東西がユニバーサルサービスの収支表を公表、東西とも200億円以上の赤字(2006/08/31)
( 増田 覚 )
2007/08/31 19:55
- ページの先頭へ-
|