三重県警は11日、個人情報を含む捜査資料約1,900件が、ファイル交換ソフト「Winny」を通じてインターネット上に流出したことを明らかにした。亀山署刑事課の男性巡査が私物PCでWinnyを使用していたところウイルスに感染し、これらのデータが流出した。
流出したのは、捜査書類のひな形が大半だったとしているが、この中には個人を特定できるものが75件含まれていた。主に、県内で起こった交通事故や交通違反の当事者の氏名、住所、生年月日などが記載されていたという。
男性巡査は、持ち出しが禁止されているこれらのデータを外付けHDDに保存し、自宅のPCに接続していたという。男性巡査の処分について三重県警では、「詳細を調査した上で厳重な処分を検討する」としている。
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■URL
ニュースリリース(PDF)
http://www.police.pref.mie.jp/info/owabi_u.pdf
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( 増田 覚 )
2007/09/12 13:05
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