脆弱性対策情報データベース「JVN iPedia」の登録件数が4,000件突破

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脆弱性対策情報データベース「JVN iPedia」の登録件数が4,000件突破

JVN iPedia

　情報処理推進機構（IPA）は14日、脆弱性対策情報データベース「JVN iPedia」の登録件数が8月末で4,000件を突破したと発表した。

　JVN iPediaは、IPAが運営している脆弱性対策情報データベースで、4月25日に開設された。キーワードやベンダー名、製品名、発見日、深刻度などから検索できるほか、新着情報のRSSも提供している。

　開始当初は、IPAとJPCERTコーディネーションセンター（JPCERT/CC）が共同運営する脆弱性対策情報ポータルサイト「JVN（Japan Vulnerability Notes）」で公表した情報約400件のほか、米国立標準技術研究所（NIST）の「National Vulnerability Database（NVD）」で公開している情報のうち日本向けの約3,200件を翻訳して登録していた。それが毎月平均約100件（JVNから約20件、NVDから約80件）の脆弱性情報が追加され、8月末で4,047件になったという。

　IPAによれば、これまで脆弱性情報は英語で提供されることが多かったという。「これだけ豊富な情報を網羅したオープンな日本語のデータベースは、JVN iPediaが初めて」だとしている。

関連情報

■URL
　 JVN iPedia
　 http://jvndb.jvn.jp/
　ニュースリリース
　 http://www.ipa.go.jp/security/vuln/200709_JVN_iPedia.html

■関連記事
・脆弱性情報3,500件を蓄積した「JVN iPedia」、IPAとJPCERT/CCが公開（2007/04/25）
・ IPA、脆弱性の深刻度評価システムを新バージョンに移行（2007/08/21）

（永沢茂）
2007/09/14 15:59

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