VoIP技術によって格安通話サービスを提供している米JAJAHは1日、ワンクリックでWebページから電話を発信できる新サービス「JAJAHボタン」を発表した。現在、日本語の解説とともにサービスを受け付けている。
JAJAHボタンはブログやSNS、メールの署名などに貼り付けられるHTMLコードで表わされるアイコンだ。例えばSNSでこのボタンを見かけた人がクリックすると、自分の電話番号を入力して「Call(通話)」を押すよう促される。これをクリックすると自分の電話が鳴り、ボタンを設置した相手と通話できる。
JAJAHボタンを設置する側は、まずJAJAHアカウントを保有する必要がある。そしてこのアカウントからJAJAHボタンに必要なHTMLコードを入手し、どこにでも貼り付けることができる。特定の番号や相手からの電話を拒否するよう設定したり、自分が電話を受けられる時間帯を設定することも可能だ。なお、電話をかけてくる相手もJAJAHアカウントを保有していれば、ほとんどの場合に通話料金は無料となるが、そうでない場合にはJAJAHが定めた通話料金をボタンの設置者が負担する。
JAJAHボタンはSNSやブログで音声によるコミュニケーションを活発化するだけでなく、ショッピングサイトや企業などが、いわゆるネット版の“フリーダイヤル”として利用する方法も考えられる。
関連情報
■URL
サービス概要
http://www.jajah.com/info/services/buttons
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2007/10/02 12:34
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