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不正コードを仕掛けたサイトへの誘導スパムが依然流行、マカフィー調査


 マカフィーは4日、2007年9月のウイルスおよび不審なプログラムの検知状況を公表した。マカフィーが国内5万社に提供している「McAfee Managed Total Protection」で補足した情報をもとに、検知数のランキングを算出した。

 ウイルスの検知マシン数によるランキングは、1位が「W32/Zhelatin.gen!eml」の11,749件、2位が「JS/Exploit-BO.gen」の1,332件、3位が「VBS/Psyme」の1,013件、4位が「AdClicker-EG」の851件、5位が「JS/Downloader-BCZ」の558件の順。

 8月に引き続いて1位となったW32/Zhelatin.gen!emlは、スパムメールを介して攻撃用のプログラムをホストしているサイトに誘導するトロイの木馬。ユーザーがこのサイトにアクセスするだけでダウンロードが開始されるという。

 マカフィー技術統括本部長の加藤義宏氏は、「たとえ合法サイトであろうとも、不審なメールのURLからアクセスするのは危険です」と注意を促している。

 不審なプログラムの検知マシン数によるランキングは、1位が「Exploit-MIME.gen.c」の1,368件、2位が「Adware-GAIN」の878件、3位が「Winfixer」の869件、4位が「Adware-Baidu」の730件、5位が「DriveCleaner」の666件の順。


関連情報

URL
  マカフィー
  http://www.mcafee.com/japan/

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( 三柳英樹 )
2007/10/05 11:12

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