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6月26日、筑波宇宙センターで報道関係者向けに公開した時の様子(JAXAのニュースリリースより)
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宇宙航空研究開発機構(JAXA)は10日、2007年度冬季に打ち上げを予定している超高速インターネット衛星「WINDS」の愛称を「きずな(英語名:KIZUNA)」とすることを発表した。
JAXAではWINDSについて、従来の衛星と同様に一般にも親しみやすい愛称を付けるため、6月26日から8月26日まで広く愛称を募集していた。その結果、9,657件の応募(有効応募総数は8,799件)があり、愛称の点数は3,993点に上った。このうち、きずなは452人から提案があり、最も多かったという。人と人とをつなぐ「絆」になって欲しいとの強い期待が込められており、WINDSのミッション内容にも合致していると判断した。
きずなでは、一般家庭でも直径45cmのアンテナを設置することにより最大155Mbpsの下り通信を、企業では直径5m級のアンテナを設置することで最大1.2Gbpsの双方向通信を実現することが目的。10月現在、筑波宇宙センターで最終確認試験を実施中で、11月上旬に種子島に輸送。さらに12月下旬に打ち上げに向けたリハーサルなどが行なわれる予定だ。
関連情報
■URL
超高速インターネット衛星「きずな(WINDS)」
http://www.jaxa.jp/projects/sat/winds/index_j.html
ニュースリリース(PDF)
http://www.jaxa.jp/press/2007/10/20071010_sac_winds.pdf
関連記事:JAXA、155Mbpsで通信できるインターネット衛星「WINDS」を公開[Broadband Watch]
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/18588.html
■関連記事
・ JAXA、高速インターネット通信衛星や技術試験用ポータブル端末(2004/12/16)
( 永沢 茂 )
2007/10/10 20:32
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