KDDIとマイクロソフトは29日、6月27日に合意したSaaS型ビジネスに関する包括契約に基づき、企業向けのSaaS型ソリューション「Business Port」の提供をを開始すると発表した。サービスの第1弾として、Outlook 2007のメールやスケジュール機能をPCとau携帯電話の双方から利用できるサービスを、2008年3月から提供する。
Business Portは、KDDIが企業向けに提供するSaaS型サービスを総称するブランドで、各種のアプリケーションをマッシュアップするための統一プラットフォームを構築し、アプリケションをPCとau携帯電話の双方から利用可能とする環境を提供する。
Business Port業務アプリケーションの第1弾としては、Outlook 2007のメールやスケジュール機能などを統合し、PCとau携帯電話の双方から使うことのできるビジネスコミュニケーションウェア「KDDI Business Outlook」を2008年3月から提供する。料金は1IDあたり月額980円。
また、Business Portを促進するため、パートナー各社のSaaS型サービスの提供を支援するプログラム「Business Port Support Program」を12月より開始すると発表。プログラムでは、サービス提供のための専用設備をKDDIが用意し、その費用を一部負担するとともに、KDDIとマイクロソフトが共同でマーケティング活動を実施することで、各社のSaaS型サービスへの参入を促す。
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■URL
ニュースリリース
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2007/1029a/index.html
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・ KDDIとマイクロソフト、企業向けSaaS事業で包括提携(2007/06/27)
( 三柳英樹 )
2007/10/29 16:39
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