米Microsoftは5日、Windows Vista Service Pack 1(SP1)のリリース候補版(RC)を、テストプログラム「Microsoft Connect」を通じて公開した。6日にはTechNetおよびMSDNを通じて公開し、来週以降には一般からのダウンロードにも対応する予定としている。Microsoftのプロダクトマネージャーが、Windows Vistaの公式ブログで明らかにした。
Windows Vista SP1 RC版では、これまでに公開したベータ版に対して寄せられたフィードバックなどをもとに、インストーラーのサイズ削減、インストール時のディスク消費量の削減、インストール時の安定性改善などを行なったとしている。
Windows Vista SP1の正式版は、2008年第1四半期にリリースされる予定。リリース時には、英語版、フランス語版、スペイン語版、ドイツ語版、日本語版の5カ国語向けのインストーラーをネット上で公開するとしている。また、Windows UpdateによるSP1の配布も行なわれるが、自動更新による適用をブロックするための「ブロッカーパッチ」も用意するとしている。
関連情報
■URL
Windows Vista公式ブログの該当記事(英文)
http://windowsvistablog.com/blogs/windowsvista/archive/2007/12/05/announcing-windows-vista-sp1-release-candidate-rc.aspx
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( 三柳英樹 )
2007/12/06 15:02
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