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「OpenOffice.org 2.3.1」公開、危険度の高い脆弱性を修正


 オープンソースプロジェクトにより開発が進められているオフィススイート「OpenOffice.org」の最新版となるバージョン2.3.1が、4日に公開された。日本語版も既に公開されており、Windows版とLinux版がOpenOffice.orgのサイトから無料でダウンロードできる。

 OpenOffice.org 2.3.1では、データベースエンジン「HSQLDB」に存在する脆弱性を修正した。この脆弱性が悪用された場合、ユーザーがデータベース文書を開いた際に任意のJavaを実行させられる危険がある。機能面での追加などは行なわれていないが、脆弱性はOpenOffice.orgの旧バージョンすべてに存在するため、バージョン2.3.1へのアップデートが推奨されている。

 OpenOffice.orgでは、さらに機能を追加した次期バージョンの「OpenOffice.org 2.4」については、2008年3月にリリース予定としている。


関連情報

URL
  OpenOffice.orgによる脆弱性情報(英文)
  http://www.openoffice.org/security/cves/CVE-2007-4575.html
  OpenOffice.org 2.3.1日本語版のダウンロードページ
  http://ja.openoffice.org/download/2.3.1/

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( 三柳英樹 )
2007/12/06 18:15

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