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Opera、「Microsoftのブラウザ戦略が不公正」とEUに提訴


 ノルウェーのOpera Softwareは13日、Microsoftのブラウザ戦略を巡る不公正な競争手法の是正を求めて、EUの欧州委員会に対して訴状を提出したことを発表した。

 Operaはこの訴状の中で、Microsoftが同社のブラウザであるInternet Explorer(IE)をWindows OSに結び付けていると同時に、一般的に受け入れられているWeb標準規格に従わないことによって互換性を邪魔することで、支配的な地位を築いていると指摘している。

 この現状を受けてOperaは、損害回復のために2つの要求を欧州委員会に対して求めている。1つ目は、MicrosoftがIEとWindowsのバンドルをやめるか、あるいは代替ブラウザをデスクトップにプリインストールすること。2つ目は、Web制作コミュニティによって受け入れられているオープンなWeb標準規格にMicrosoftが従うよう欧州委員会が要求することだ。

 Operaの代理顧問弁護士であるJason Hoida氏は、今年9月にEUがWindows Media Playerのバンドル戦略が違法であると認定したことに触れ、「我々は欧州委員会にこれと同様の明白な原則を、IEについて求めているにすぎない」と主張している。


関連情報

URL
  ニュースリリース(英文)
  http://www.opera.com/pressreleases/en/2007/12/13/

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Microsoftの独禁法違反、EU一審が欧州委員会の決定を支持(2007/09/18)


( 青木大我 taiga@scientist.com )
2007/12/14 11:25

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