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利用するインターネット回線事業者
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マイボイスコムは、2007年11月1日から5日にかけて実施した「インターネット回線に関する調査」の結果を公表した。
本調査は、利用するインターネット回線事業者(プロバイダー)や満足度などについて調査したもの。マイボイスコムのリサーチコミュニティ「MyVoice」の登録メンバーを対象に、Webアンケート形式で調査を実施。回答者数は19,850名で、性別比率は男性が46%、女性が54%。年代比率は10代が2%、20代が16%、30代が37%、40代が28%、50代以上が17%。
自宅で利用するインターネット回線事業者は、「Bフレッツ/フレッツ光(以下、Bフレッツ)」が24%と最も多く、次いで「Yahoo!BB ADSL」の16%、「フレッツ・ADSL」の13%、「J:COM」の5.1%が続いている。回線種別はFTTHが39%、ADSLが43%、CATVが13%と、ADSLがFTTHを数ポイント上回った。
また、契約する回線事業者を対象にした調査も実施。満足度は、「満足(14.5%)」「まぁ満足(53.2%)」を合わせた数値で67.7%。一方、「不満(2.3%)」「やや不満(9.0%)」と不満の割合は11.3%だった。
利用期間は「2年以上」が60.1%、「1年半~2年未満」が9.7%、「1年~1年半未満」が8.7%で、1年以上使用している割合が80%近くを占めた。事業者の選択理由は、「利用料金が安い」の33.7%をはじめ、キャンペーンや初期費用に関する回答が上位にあがっている。
回答者の住居形態は、「持ち家」が65%、「賃貸」が33%。利用回線を住居形態で見ると、持ち家では「FTTH」が42%、「ADSL」が38%、「CATV」が16%とFTTHが最も多い。また、賃貸では「FTTH」が35%、「ADSL」が52%、「CATV」が8%と、ADSLが1位になっている。なお、マンションやアパートでは世帯数が多い場合や、2階層以上の集合住宅になるとFTTHの利用割合が高い結果になったという。
また、自宅で主に利用するサービスは「メール」が95.7%で、ほとんどの回答者が利用したほか、「オンラインショッピング」の71.5%、「掲示板サイトの書込・閲覧」の46.6%、「ブログの閲覧・更新」の44.1%、「ネットオークション」の43.5%が高い利用割合を示した。
なお、今後利用したい回線事業者に関する調査では、「Bフレッツ」が31.2%と1位。2位の「Yahoo! BB光(6.2%)」や3位の「ひかりone(5.1%)」と差が開いたとしている。
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居住形態と利用するインターネット回線
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自宅で利用するサービス
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関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.myvoice.co.jp/biz/surveys/11203/index.html
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( 村松健至 )
2007/12/19 20:00
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