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NTT Comの西山氏(左)とマイクロソフトの笹本氏(右)
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NTTコミュニケーションズ(NTT Com)とマイクロソフトは22日、「Windows Live Messenger 2008」から050番号のIP電話が利用できるサービス「Windows Live Call by ドットフォン」を開始した。
「Windows Live Call by ドットフォン」は、Windows Live Messenger(WLM)とNTT ComのIP電話サービス「ドットフォン」を組み合わせたサービス。申し込みはWLMからでき、1つのLive IDにつき、1つの050番号を付与する。WLMを利用できるPCがあれば、どこからでも自分の050番号で通話できる。
通話する際は、「Windows Live Call」機能を使用する。相手の電話番号を入力するか、アドレス帳に電話番号を登録しているユーザーを検索して発信する。また、Webページに記載された電話番号を認識してハイパーリンク表示し、その番号をクリックするだけで発信することもできる。
基本料金は210円で、発信のみ可能。着信する場合は「転送・留守番でんわサービス」(210円)を利用する。「番号非通知拒否サービス」(315円)も用意している。決済はクレジットカードに対応するほか、NTT ComのISP「OCN」のユーザーはプロバイダー料金とまとめて支払うことも可能だ。
通話料は、NTT Comおよび提携プロバイダーの050番号IP電話へは無料。それ以外の050番号IP電話利用者へは3分8.4円。また、一般加入電話へは3分8.4円、携帯電話へは1分16.8円、PHSへは1分10.5円と1通話ごと10.5円。国際電話では、米国の場合で1分9円。このほか、一般電話や携帯電話から050番号の留守番電話メッセージを聞く場合は、センターへの通話料がかかる。
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サービス概要
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申し込み手順
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利用料割引キャンペーンも実施
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Windows Live Call
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メッセからシームレスにIP電話
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Webページの電話番号から発信可能
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● 場所や端末に依存しない機能としてのIP電話サービスを実現
マイクロソフト執行役常務オンラインサービス事業部部長の笹本裕氏は、「今まではメッセンジャー同士の通話だったが、Windows Live Callによってリアルな電話へも発信できるようになった」とコメント。また、Windows Liveについて説明した上で、「Windows Liveはサービスのプラットフォーム。あらゆるパートナーと協業することで、ユーザーにサービスを提供していく」とした。なお、協業によるIP電話サービスは米国、フランスに次ぎ、日本が世界で3番目になるという。
NTT Comネットビジネス事業本部IPサービス部部長の西山敏雄氏は、「従来のIP電話は専用端末による安価なサービスというイメージだが、050IP電話は地域に関係なく、どこでも同じ番号で発信できるという“ユビキタス性”がある」と説明。「場所や端末に依存しない、機能としてのIP電話サービスを、アプリケーションとの連携によって実現するため、マイクロソフトの“Software+Service”にドットフォンを組み込んだ」とした。
目標利用者数などは非公開だが、マイクロソフトの笹本氏は、「NTT ComのVoIP基盤利用者は約400万ユーザー、メッセンジャーは日本で約500万ユーザーいるが、重複率は10%強と少ない。市場の広がりに期待している」と述べた。
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サービスの特徴「かんたん」
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サービスの特徴「おとく」
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サービスの特徴「べんり」
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自分の050番号へかかってきた電話は携帯電話などに転送可能
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Windows Liveサービスプラットフォーム
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本サービスにおけるNTT ComとMSの関係
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関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.ntt.com/release/monthNEWS/detail/20080122.html
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・ マイクロソフト、「Windows Live Messenger 8.1」正式版を公開(2007/01/30)
・ NTT Com、複数の050番号が利用できるIP電話「ドットフォンパーソナル」(2004/02/17)
( 野津 誠 )
2008/01/22 19:22
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