英Sophosは1月30日、トロイの木馬「Storm Worm」に感染したPCが送信するスパムメールが、北京とロンドン、ニューヨークの現地時間午前10時に急増していることを明らかにした。
この状況について、Sophosでシニアテクノロジーコンサルタントを務めるGraham Cluley氏は、「Storm Wormに感染した多くのPCが、各国で午前10時頃に起動され、スパムメールを一斉に送信しているため」と分析している。
なお、Sophosによれば、1月にStorm Wormによって送信されたスパムメールは、世界のメールトラフィックの4%を占めたという。ピーク時には、メールトラフィックの16%に上り、6通に1通はStorm Wormによるスパムメールという状況だったとしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.sophos.com/pressoffice/news/articles/2008/01/storm-timezone.html
■関連記事
・ 暴風雨被害の動画を装うトロイの木馬「Storm Worm」、各国で大規模な被害(2007/01/22)
( 増田 覚 )
2008/02/01 18:54
- ページの先頭へ-
|