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Adobe、動画プレーヤー「Adobe Media Player」正式版を公開


Adobe Media Player
 米Adobe Systemsは9日、メディアプレーヤーソフト「Adobe Media Player」の正式版を公開した。現時点では英語版のみの公開となっており、Windows版とMac OS X版がAdobeのサイトから無料でダウンロードできる。

 Adobe Media Playerは、Flashビデオに対応したメディアプレーヤーソフト。ストリーミング再生のほかダウンロード再生にも対応し、オフラインでもコンテンツが視聴できる。1080p/720p/480iの映像表示に対応する。Adobeのアプリケーション環境「Adobe AIR」で開発されており、インストールにはAdobe AIRが必要となる。

 Adobe Media Playerには、CBSやMTV Networksなど米国の大手メディア企業がコンテンツを提供。プレーヤーの画面からカタログ形式でコンテンツを選ぶことで、「CSI:ニューヨーク」などのドラマや音楽ビデオなどが無料で視聴できる。また、Adobeも自社製品などを紹介する「Adobe TV」を開設した。

 コンテンツ提供者向けには、視聴者数や視聴回数などのチェック機能を提供する。ストリーンミング再生だけでなく、ダウンロードしたファイルの再生回数なども確認できるため、視聴者のニーズが把握しやすいとしている。また、動画にはデジタル著作権保護(DRM)を付加することもできる。


関連情報

URL
  Adobe Media Player(英文)
  http://www.adobe.com/go/mp
  ニュースリリース(英文)
  http://www.adobe.com/aboutadobe/pressroom/pressreleases/200804/040908AMP.html

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( 三柳英樹 )
2008/04/09 20:33

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