ソフトバンクは8日、2007年度通期(2007年4月~2008年3月)の連結決算を発表した。売上高は2兆7,761億6,800万円(前年度比9.1%増)、営業利益は3,242億8,700万円(同19.6%増)、経常利益は2,586億1,400万円(同68.6%増)、当期純利益は1,086億2,400万円(同277.0%増)の増収増益となった。
事業別では、移動体通信事業の売上高が1兆6,308億5,100万円(前年度比13.1%増)と全体の約59%を占める。携帯電話のソフトバンクモバイルは、2007年度の純増契約数が267万6,500件で、通期ベースの純増数では初めて首位に立つなど業績を伸ばしており、グループ全体の収益拡大にも貢献している。
その他の事業の売上高は、ブロードバンド・インフラ事業が2,580億6,900万円(同2.3%減)、固定通信事業が3,707億4,000万円(同0.9%減)、インターネット・カルチャー事業が2,476億4,200万円(同27.5%増)、イーコマース事業が2,707億2,300万円(同0.3%減)など。Yahoo! BBやソフトバンクテレコムなど、ブロードバンド・固定通信事業の売上が減少する一方、Yahoo! JAPANなどのインターネット・カルチャー事業が業績を伸ばしている。
関連情報
■URL
決算短針(PDF)
http://www.softbank.co.jp/irlibrary/results/pdf/softbank_results_2008q4_001.pdf
決算説明会プレゼンテーション資料(PDF)
http://www.softbank.co.jp/irlibrary/presentation/pdf/softbank_presentation_2008q4_001.pdf
ソフトバンク
http://www.softbank.co.jp/
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( 三柳英樹 )
2008/05/09 14:03
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