警察庁は8日、インターネット上に公開されていた硫化水素の製造法などに関する情報について、これまでに合計76件の削除依頼を行ない、そのうち56件が削除されたことを明らかにした。
警察庁によると、全国の警察が2日までに削除依頼を行なった49件のうち、5月7日午後5時までに29件が削除されたという。また、警察庁が業務を委託しているインターネット・ホットラインセンターでも、2日までに27件の削除依頼を行ない、すべて削除されたとしている。
警察庁では4月30日、インターネット上の硫化水素に関する情報について、製造方法に加えて「簡単に作れる」などの製造や利用を誘引する書き込みがあるものについては、「有害情報」として削除依頼などを行なうよう全国の警察に通達。また、インターネット・ホットラインセンターに対しても同様に指示を出していた。
関連情報
■URL
警察庁
http://www.npa.go.jp/
インターネット・ホットラインセンター
http://www.internethotline.jp/
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( 三柳英樹 )
2008/05/09 15:46
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