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PCソフトの違法コピー率、日本は23%、世界全体では38%


 ビジネスソフトウェアアライアンス(BSA)は14日、PCソフトの違法コピー状況に関する「第5回世界ソフトウェア違法コピー調査」の結果を公表した。2007年の日本の違法コピー率は23%、損害額は約17億9,100万ドル。全世界の違法コピー率は38%、損害額は約482億ドルと推計している。

 BSAでは、調査会社の米IDCに委託し、世界各国のPCソフトの違法コピー状況を調査。日本における2007年の違法コピー率は23%(前年比2ポイント減)で、調査対象108カ国のうち4番目に低いが、損害額は約17億9,100万ドルで世界のワースト9位(前年調査では5位)という結果となった。

 調査対象108カ国の中では、前年から違法コピー率が増加した国が8カ国、減少した国が67カ国。違法コピー率が減少した国が増加した国を上回ったが、違法コピー率の高い国のPC市場が急激に拡大したことなどにより、世界全体の違法コピー率は38%と、前年度の調査を3ポイント上回る結果となった。また、全体の損害額も、前年比21%増の約482億ドルとなった。

 違法コピー率の高い国は、アルメニア(93%)、バングラディシュ(92%)、アゼルバイジャン(92%)、モルドバ(92%)など。逆に違法コピー率の低い国は、米国(20%)、ルクセンブルク(21%)、ニュージーランド(22%)、日本(23%)。違法コピーによる損害額の順では、米国(約80億4,000万ドル)、中国(約66億6,400万ドル)、ロシア(約41億2,300万ドル)、フランス(約26億100万ドル)などとなっている。

 BSA日本担当事務局長の竹下千恵氏は、「日本の違法コピー率が2ポイント低下したことについてはBSAの活動の成果を実感する反面、損害額は高止まりを続けており、依然として国内の違法コピーによる影響は大きいのが現状」とコメントしている。


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URL
  ニュースリリース
  http://www.bsa.or.jp/press/release/2008/0514.html

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日本のPCソフトの違法コピー率は25%、中国では改善が進む(2007/05/15)


( 三柳英樹 )
2008/05/14 17:05

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