地域コミュニティサイト「Lococom」などを運営するネクストは15日、「SNS、コミュニティサイト利用者の実態・意識」調査の結果を発表した。
調査は、全国の都市部に在住し、1カ月に1回以上SNSやコミュニティサイトを利用している20歳以上を対象に、3月26日・27日にインターネットで実施。1,442人(男性634人、女性808人)からの有効回答を得た。
SNSやコミュニティサイト、地域情報サイトに対する意識について、自分の考えに近い方を選ぶ設問では、「足跡機能は自分の行動を監視されているようで嫌だ」との考えに同意した人が46.8%(「非常に近い」「やや近い」の合計、以下同)だったのに対し、「足跡機能は友人の行動などや自分のページに来た人の動向が分かるので必要だ」に同意した人は18.7%にとどまった。34.6%は「どちらともいえない」と回答している。
また、「足跡だけ残してコメントを残さない人には腹が立つ」に同意した人は9.0%だったのに対し、「足跡が残っていてもコメントの有無は気にしない」は57.2%で半数を超えた。「どちらともいえない」は33.8%。
このほか、「加入SNS・コミュニティサイトに対して非常に安心感がある」とした人が10.3%だったのに対して、「加入SNS・コミュニティサイトに対して自身に関する情報の漏えいや炎上などに対する不安がある」とした人が48.3%に上ったデータなども出ている。
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SNSやコミュニティサイト、地域情報サイトに対する考え(地域コミュニティサイト「Lococom」調べ)
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同じくSNSやコミュニティサイト、地域情報サイトをどうような場として認識しているかについては、「自分の趣味や関心ごとについて、更に深い知識を得られる場」を挙げた人が61.8%で最多。以下は、「新しい趣味や関心ごとを見つけられる場」が38.4%、「自分が現在住む場所や地域について、有益な情報を得られる場」が34.5%、「既存の知人・友人とのコミュニケーションを更に深めることができる場」が32.5%などだった。
関連情報
■URL
調査結果
http://homesclub.next-group.jp/research/research/2008/20080515.php
■関連記事
・ ネクスト、SNS・コミュニティサイト利用者の実態調査(2007/08/23)
( 永沢 茂 )
2008/05/16 11:08
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