アップルは28日、Mac OS X 10.5(Leopard)の最新バージョンとなる「Mac OS X 10.5.3」をリリースした。Mac OS X 10.5.3では、安定性や互換性の問題を改善したほか、多数のセキュリティ修正を行なっており、アップルではユーザーに対してアップデートを推奨している。
Mac OS X 10.5.3では、フォントの表示に関する問題や、AirPort、iCal、iChat、Time Machineなどに関する安定性や互換性の問題を改善。セキュリティ関連では、iCalに不正なカレンダーファイルを読み込ませることで任意のコードが実行可能になる脆弱性や、Apacheやrubyなどのソフトウェアに関する脆弱性など、多数の脆弱性を修正している。
また、Mac OS X 10.4(Tiger)用にも、同様のセキュリティ修正を行なう「Security Update 2008-003」が公開されている。
Mac OS 10.5.3およびSecurity Update 2008-003は、アップルのダウンロードサイトで公開されているほか、Mac OS Xの「ソフトウェア・アップデート」機能により入手できる。
関連情報
■URL
Mac OS X 10.5.3アップデート情報(英文)
http://support.apple.com/kb/HT1141
Security Update 2008-003/Mac OS X 10.5.3のセキュリティ更新情報(英文)
http://support.apple.com/kb/HT1897
■関連記事
・ 「Mac OS X 10.5.2」公開、主要アプリの不具合など多数修正(2008/02/12)
( 三柳英樹 )
2008/05/29 13:21
- ページの先頭へ-
|