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マカフィー、Flash Player脆弱性悪用するトロイの木馬が増加


 マカフィーは4日、6月におけるウイルスの検知状況を発表した。同社が国内5万を超える企業に提供している「McAfee Managed Total Protection」で捕捉した情報をもとに算出した。

 ウイルスについては「Generic!atr」が検知企業数975社、マシン数3074台と最多だった。Generic!atrは、USBメモリなどの外部メディアにより感染を広げる「W32/Autorun.worm」などが生成するautorun.infを検知したもの。

 また、検知企業数ではトロイの木馬「Exploit-CVE2002-0071」が523社で2位にランクイン。Exploit-CVE2002-0071は、Flash Playerの脆弱性を悪用したトロイの木馬で、リモートからマルウェアをダウンロードする。

 検知企業数ではこのほか、マルチメディアファイルを利用したトロイの木馬「Downloader-UA」が451社で4位。先月の3位に続いて上位にランクインした。Downloader-UAは、多くの人がアクセスする共通のファイルに細工が施されたか、当該ファイルがスパムなどで配布された可能性があるとしている。


関連情報

URL
  マカフィー
  http://www.mcafee.com/japan/

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P2Pネットワークやスパムで配布される「Downloader-UA」が増加~マカフィー(2008/06/09)


( 増田 覚 )
2008/07/04 16:44

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