Mozillaは28日、Webブラウザ「Firefox」の次期バージョンとなる「Firefox 3.1」のアルファ版を公開した。アルファ版は開発者およびテスターのみを対象としたリリースで、一般の利用は推奨されない。
Firefox 3.1は、コードネーム「Shiretoko」として開発が進められているFirefoxの次期バージョン。公開されたアルファ版では、レンダリングエンジン「Gecko 1.9.1」のプレリリース版を搭載。canvas要素のText APIへの対応など、新たなWeb標準への対応を強化した。
機能面では、「Ctrl+Tab」キーによるタブの切り替え時に、各タブをサムネイル表示する機能を追加。また、ロケーションバーから履歴やブックマークの検索が行える「スマートロケーションバー」機能についても、検索対象を指定する機能などを追加した。
関連情報
■URL
アルファ版リリースに関するアナウンス(英文)
http://developer.mozilla.org/devnews/index.php/2008/07/28/firefox-31-alpha-1-now-available-for-download/
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