京都府警察本部生活安全部ハイテク犯罪対策室と城陽署の合同捜査班は18日、P2Pファイル共有ソフト「Winny」を利用し、映画「ウォンテッド」の動画ファイルを著作権者に無断で送信していたとして、宮城県仙台市在住の無職男性(33歳)を著作権法違反の疑いで逮捕した。日本国際映画著作権協会が同日に発表した。
逮捕された男性は、ユニバーサル映画が著作権を有する「ウォンテッド」(日本での劇場公開は9月20日)などを海外のサイトからダウンロードし、権利者に無断で日本語字幕を加え、「Winny」上などへアップロードしていた。男性はハンドルネーム「tikal」と名乗っており、ネット上では「字幕神」などと呼ばれていたという。
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ニュースリリース(PDF)
http://www.jimca.co.jp/pressReleases/News_Release-20080918.pdf
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( 野津 誠 )
2008/09/19 12:54
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