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角川が動画検索サービス開発に着手、実証サイトを2009年1月開始 |
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角川マーケティングは19日、経済産業省が推進する「情報大航海プロジェクト」の2008年度採択企業として、「多言語対応動画アプリケーションプラットフォーム」の開発・実証に着手すると発表した。 角川マーケティングは、角川グループのクロスメディア事業を統括している会社。「多くの動画コンテンツを保持する角川グループならではの“新しい動画検索サービス”の実証の場とし、サービスを具体化するのが目的」だとしており、実証サービス検証サイトを2009年1月をめどに開始する。 角川グループでは、動画共有サービスにおける著作権侵害問題に対処する一方で、ビジネスに結び付ける方法についても模索してきたとしており、「多言語対応動画アプリケーションプラットフォーム」では、国際的なコンテンツ配信にも目を向けているという。 具体的には、動画同一性検知技術による著作権管理機能を持つ「多言語対応字幕付与サービス」を提供する。また、動画内音声の電子化、動画内キーワードによるシーン検索、動画関連コンテンツのレコメンデーションといった利便性も追求するとしている。 開発にあたっては、チームラボがサーチ＆レコメンデーション技術「サグールテレビ」などを提供。また、動画同一性検知技術をNTTデータが、マルチメディア検索技術をオートノミーが、視聴履歴によるレコメンデーション研究を東京大学がそれぞれ担当する。角川マーケティングのほか、角川クロスメディアと角川デジックスが技術的取りまとめを行う。 関連情報 ■URL 情報大航海プロジェクト http://www.igvpj.jp/ ■関連記事 ・ 角川グループ、YouTube向けの動画識別技術に関する実証実験に参加（2007/07/26） ・ YouTubeの投稿動画に角川が“認証マーク”、削除せず広告に活用も（2008/01/25） ・ 世界中の“オモロい”動画を検索、連続再生できる「サグールテレビ」（2008/02/27）
（ 永沢 茂 ）
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