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Webサイトやメールの身元表示サービス「aguse」が機能強化


 アグスネットは12日、Webサイトやメールサーバーに関する情報を調査できるサービス「aguse(アグス)」の機能強化を行った。利用は無料。

 「aguse」は、Webサイトや受信したメールについて、管理者情報やサーバーの情報、ドメイン名がフィッシングサイトや迷惑メール送信のブラックリストに登録されていないかといった情報を調べることができるサービス。2007年6月に正式版を公開した。

 今回の機能強化では、aguseサーバーから調査対象のサーバーへ、どのルートで到達しているのかがわかるtraceroute表示機能をビジュアル化した。リストに表示したホスト名をクリックすると、地図(Google マップ)もホストに連動して移動する。このほか、細かいバグの修正やシステムの高速化も図っている。

 メール調査機能では、スパムメールのブラックリストを追加。ゲートウェイ機能では、サムネイル機能の強化や高速化を行っている。また、マルウェア検出機能も追加。調査したサイトにマルウェアが仕掛けられている場合は、その旨を通知し、スクリーンショットだけ表示する。検知エンジンには、Kasperskyを利用しているという。

 なお、アグスネットによれば、「aguse」の事業化は今のところ未定という。aguseの機能を法人向けに有償提供することなどは「お話があれば検討する」とした。


VisualTraceroute機能

関連情報

URL
  aguse
  http://www.aguse.jp/

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Webサイトやメールの情報を表示する「aguse」正式版公開(2007/06/12)


( 野津 誠 )
2008/11/12 13:53

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