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Live2D Animator
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サイバーノイズは19日、アニメーション作成ソフト「Live2D Animator」のベータ版を公開した。同社サイトより無償ダウンロードできる。対応OSはWindows Vista/XP、Mac OS X 10.4以降で、動作にはJava 5以降が必要。
「Live2D Animator」では、サイバーノイズの開発した「Live2D」技術によるアニメーションを生成できる。Live2Dとは、2Dのイラストから、表情や顔の向きを変えた3D風のアニメーションを生成できる技術で、IPAの「未踏ソフトウェア創造事業」の支援を受けて開発された。
あらかじめ用意されたキャラクターに、表情や動きを付けて、アニメーションを作成する。画像や文字(フキダシ)の配置も可能。動画は、MOV形式をはじめ、SWF形式、GIFアニメなどで出力できる。背景を透過して書き出すこともできるため、AfterEffectsなどの映像制作ソフトと連携することも可能だ。
今後は、自動リップシンク機能や動画共有サイトへの投稿機能などを追加する予定という。なお、正式版では、出力サイズなどに制限を設けたフリー版と、全機能を利用できる有料のスタンダード版をリリースする予定だ。価格は未定。
このほか、「Live2D Animator」で使用できるキャラクターを作成するソフト「Live2D Modeler」も無償公開した。曲線の描画機能が特徴という。作成したモデルは、「Live2D Animator」で読み込めるMOファイルやJPEG/PNG形式で書き出せる。
関連情報
■URL
Live2D Animator
http://www.live2d.jp/product/index.html
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・ 2Dのイラストを3D風に見せる「Live2D」のFlash版を技術公開(2008/05/16)
( 野津 誠 )
2008/11/19 13:36
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