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神奈川県立高生の個人情報流出で、Share放流者を日本IBMが特定へ

ISPに協力要請、刑事事件化も視野

 日本IBMは20日、神奈川県立高校に在籍した生徒、のべ約2000人分に関する個人情報が、ファイル共有ソフト「Share」のネットワーク上に流出していた件について、追跡調査した途中経過を発表した。

 日本IBMでは、「Shareのネットワークへ情報公開を図ったと見られる人物の特定に結びつく重要情報を入手した」としており、ISPに協力を要請していくという。また、「Shareネットワークへの意図的と推察される情報公開行為に関し、刑事事件化も視野に入れて神奈川県警察との協議を開始した」としている。

 このほか、Shareネットワーク上で検索・入手可能な状態にあるデータを削除する方法を確認したとしており、現在、その実施計画に着手しつつあるという。

 なお、流出した個人情報は授業料徴収システムに関する資料の一部で、日本IBMが神奈川県教育委員会から受託していた。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www-06.ibm.com/jp/news/2008/11/2001.html

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( 永沢 茂 )
2008/11/20 21:05

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