ネットレイティングスは1日、同社が発行しているメールマガジン「Neilsen Online Reporter」において、Yahoo! JAPANの各コンテンツの利用状況を紹介した。各コンテンツの中では「Yahoo!オークション」の利用時間が最も長いことがわかった。
ネットレイティングスでは、同社が提供しているインターネット利用動向調査「NetView」をリニューアル。これまではURLのドメイン別、サブドメイン別のレポートとなっていたが、新仕様ではURLの制約を受けない「ブランド」「チャネル」といったコンテンツグループ単位での集計も行えるようになった。
メールマガジンでは、この新仕様の例として、Yahoo! JAPANの各コンテンツの利用状況を紹介している。従来は、「Yahoo!オークション」などは複数のサブドメインでコンテンツが構成されているため、全体の利用状況を把握することが難しかったが、新仕様では「Yahoo!オークション」というチャネル単位で集計されるため、全体を俯瞰できるようになったとしている。
2008年10月におけるYahoo! JAPAN全体の利用者数は4844万人で、各コンテンツの利用者数は、Yahoo!のトップページが4008万人、「Yahoo!検索」が3697万人、「Yahoo!ニュース」が2911万人、「Yahoo!オークション」が1950万人、「Yahoo!知恵袋」が1807万人などとなっている。
一方、コンテンツの1人あたり月間利用時間では、「Yahoo!オークション」が2時間16分と最も長い。また、次に利用時間が長いのは「Yahoo!メール」の1時間12分となっている。
また、他のWebメールサービスとの利用者数の比較では、「Yahoo!メール」が1669万人、「Windows Live Hotmail」が440万人、「Google Gmail」が190万人、「gooメール」が161万人で、Yahoo!メールのシェアは非常に高いとしている。
関連情報
■URL
「Nielsen Online Reporter」バックナンバー
http://www.netratings.co.jp/hot_off/reporter_archive.html
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( 三柳英樹 )
2008/12/01 15:19
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