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中高生が辞書に載せたい言葉、メール関連では「タヒる」「指恋」


 「明鏡国語辞典」を発行する大修館書店は、国語辞典に載せたい言葉や意味、例文を中高生から募集した「第3回『もっと明鏡』大賞 みんなで作ろう国語辞典!」キャンペーンの結果を発表した。 応募総数6万2805作品の中から、大賞50作品(最優秀作品賞10作品含む)、優秀賞187作品、佳作2127作品が選ばれた。

 インターネット関連では、「タヒる」「指恋」が最優秀作品賞に選ばれている。「タヒる」は、主にメールで使われる言葉。カタカナで「タヒ」と横書きにしたら、漢字の「死」に似ていることから、「死ぬ」までは強くなく、「もうだめ」などの軽い意味で用いられる。「指恋」は、好きな人と携帯でメールすること。

 また、「もっと明鏡大賞」事務局の傑作選では、ネット通販などで、購入ボタンをついクリックしてしまう「ポチる」、携帯電話で写真を撮るのが上手な人を指す「写メラマン」、こっそりメールアドレスを交換する「こそアド」がある。応募数によるランキング「見出し語ベスト100」には、「ググる」(12位)もあった。

 大修館書店によれば、「オケる(カラオケをする)」「デコる(デコレーションする)」など、「今回は外来語を動詞化した語が目立った」という。また、外来語由来でなくても、「ウケる」「イタい」など、「カタカナ使用が従来の枠を超えて広がり、好まれている傾向が見られる。カタカナ表記はネットでも多く使われており、字面上インパクトもあることが、好まれる原因」としている。


関連情報

URL
  第3回「もっと明鏡」大賞 みんなで作ろう国語辞典!
  http://www.taishukan.co.jp/meikyo_campaign3/happyo/can3_top.html

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( 野津 誠 )
2008/12/08 19:03

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