JR北海道は5日、同社のWebサイトが不正アクセスを受けて改ざんされた件について、調査結果を発表した。
不正アクセスがあったのは11月12日で、「イベントチケット情報」「列車運行情報」「特急列車空席案内」の3つのページが改ざんされた。その後、11月27日19時30分までの間にこれらのページを閲覧した場合、他のサイトに誘導され、ウイルス「JS_AGENT.IMK」に感染した恐れがあったとしている。JR北海道のWebサイトでは現在、トレンドマイクロのウイルス対策製品を挙げ、ウイルス感染の確認方法と駆除方法を紹介している。ただし、携帯電話は影響ないとしている。
JR北海道は11月27日、「イベント・チケット情報」のページが改ざんされ、このページにアクセスすると中国語のサイトに誘導されるようになっていることを発見。翌28日に同社Webサイトの全サービスを閉鎖し、ウイルス感染の可能性などについて調査を進めていた。なお、今回の不正アクセスによる個人情報流出の事実は確認されなかったとしている。
関連情報
■URL
JR北海道
http://www.jrhokkaido.co.jp/
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( 永沢 茂 )
2008/12/09 14:48
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