財団法人インターネット協会(IAjapan)は11日、迷惑メール対策の改正法が12月1日に施行されたことを受け、「改正迷惑メール対策法に関するQ&A」を公開した。
12月1日には、「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律(特定電子メール法)」と「特定商取引に関する法律(特定商取引法)」の改正法が施行された。改正法には、広告・宣伝メールの送信にはユーザーの事前同意が必要となる“オプトイン規制”の導入や、罰則強化などが盛り込まれている。
今回公開された「改正迷惑メール対策法に関するQ&A」は、IAjapanが11月5日に開催した「迷惑メール対策カンファレンス」での質疑応答をもとに、適切な広告・宣伝メール送信のための手引きとしてまとめたもの。Q&Aでは、「『未承諾広告※』は今後どうなりますか?」「交換した名刺に広告・宣伝メールやメルマガを送ることは違法でしょうか?」「ソフトウェア購入者にバージョンアップのお知らせや、他の商品のお知らせを送ることは違反になりますか?」といった具体的な質問についての回答を掲載している。
IAjapanでは、Q&Aは事業者の適切な広告・宣伝メール送信の参考にしてもらいたいとしており、今後ともサイト「有害情報対策ポータルサイト-迷惑メール対策編-」を通じて迷惑メール対策に関する情報提供を進めていくとしている。
関連情報
■URL
改正迷惑メール対策法に関するQ&A
http://www.iajapan.org/anti_spam/portal/Operation/Law/QandA/QAindex.html
有害情報対策ポータルサイト-迷惑メール対策編-
http://www.iajapan.org/anti_spam/portal/
ニュースリリース
http://www.iajapan.org/press/anti_spam_qa_20081211.html
関連記事インデックス:12月1日に施行された“改正迷惑メール法”とは
http://internet.watch.impress.co.jp/static/index/2008/12/02/
■関連記事
・ “オプトイン”導入の迷惑メール法改正、事業者への影響は?(2008/11/06)
( 三柳英樹 )
2008/12/12 11:16
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