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Leopardの最新アップデート「Mac OS X 10.5.6」公開

Tiger用には「Security Update 2008-008」

 アップルは15日、Mac OS X 10.5(Leopard)の最新版となる「Mac OS X 10.5.6」を公開した。クライアント版、サーバー版があり、OSのソフトウェア・アップデート機能または同社ダウンロードサイトから入手できる。安定性や互換性の改善、不具合の修正、セキュリティ面の強化が行われており、バージョン10.5/10.5.1/10.5.2/10.5.3/10.5.4/10.5.5のユーザーに対してアップデートを推奨している。

 10.5.6では、iPhoneやMobileMeなどと同期するアドレスブックの信頼性が向上したほか、メールソフト「Mail」での不具合修正や信頼性の向上などが含まれる。

 セキュリティ面では、CoreGraphicsの脆弱性により、細工された画像を表示するとアプリケーションが予期せずに終了したり、不特定のコードが実行される恐れのある問題や、悪意のあるWebサイトを閲覧することでユーザーの証明書がハイジャックされる恐れのある問題を修正するなど、15項目が含まれる。この中には、Flash Playerプラグインの脆弱性の修正も含まれている。

 なお、セキュリティ修正のうち9項目はMac OS X 10.4.11(Tiger)にも影響するもので、Mac OS X 10.4.11用の「Security Update 2008-008」(クライアント版、サーバー版)が公開されている。


関連情報

URL
  Mac OS X 10.5.6アップデートについて
  http://support.apple.com/kb/HT3194?viewlocale=ja_JP
  セキュリティ修正の概要
  http://support.apple.com/kb/HT3338?viewlocale=ja_JP

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( 永沢 茂 )
2008/12/16 12:53

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