メディアクリエイトは19日、ネットコミュニティ産業についてのレポート「2009ネットコミュニティ白書」を刊行した。A4版・168ページで、価格は9800円。
同白書では、「ニコニコ動画」「魔法のiらんど」「mixi」などの事例でヒットサービスの仕組みをレポートするほか、ネットコミュニティの社会性や将来像に関する寄稿を多数掲載している。また、ユーザーへのアンケート調査も実施。ユーザーの分布や移動についても分析している。
アンケート調査は、マクロミルのインターネットリサーチで10月28日~29日に実施したもので、10代~50代のネットコミュニティ参加者1030人をサンプルとしている。これによると、現在、最も利用されているネットコミュニティは動画共有サイト(60.2%)で、ブログ(57.0%)、SNS(51.9%)と続く。
ネットコミュニティのユーザーを、情報発信の積極性に基づき、「G1:自分で積極的に創作を行い、情報の発信をする人」「G2:自ら創作はしないが、書き込みや参加はする人」「G3:見るだけの人」という3つのグループに分類したところ、G1が45.4%、G2が27.5%、G3が27.1%になった。
ネットコミュニティに与える影響が最も大きいG1グループは、女性が56.8%、男性が43.2%で、女性の方が多かった。年齢別では10代(12~19歳)が21.4%で最も多かったという。
関連情報
■URL
2009ネットコミュニティ白書
http://m-create.com/publishing/net_com.html
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