フィンランドのF-Secureは12日、同社のサイトがSQLインジェクション攻撃を受けたことを明らかにした。マルウェアの統計データを収集するサーバーが不正アクセスを受け、サーバー内のデータが閲覧可能な状態となっていた。
F-Secureでは、多重な防御体制を施していたことから、攻撃を部分的な成功にとどめたと説明。閲覧可能だったマルウェアのデータについては、同社のサイトで一般公開しているもので、攻撃者によるデータの編集は不可能だったとしている。
F-Secureによれば、過去数日間にわたり、セキュリティベンダーのサイトを標的とするSQLインジェクション攻撃がルーマニアの組織によって行われていたという。9日には、Kaspersky Labの米国版サイトも同様の攻撃を受けていた。
関連情報
■URL
F-Secure公式ブログ(英文)
http://www.f-secure.com/weblog/archives/00001605.html
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・ Kasperskyの米国サイトにSQLインジェクション攻撃(2009/02/10)
( 増田 覚 )
2009/02/13 13:32
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