総務省、フレッツサービスの公正競争確保でNTT東西に行政指導

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総務省、フレッツサービスの公正競争確保でNTT東西に行政指導

　総務省は25日、公正な競争を確保するための「競争セーフガード制度」に基づき、NTT東日本とNTT西日本に対して要請を行った。要請は2008年に続いて2回目。

　要請では、加入電話およびISDNの移転を申し込んだ加入者に対して、加入者からの問い合わせがないにも関わらず、フレッツ光サービスの営業活動を行わないことを求めている。また、「フレッツ・テレビ」サービスについては、利用者が「フレッツ・テレビ」をNTTの放送サービスであると誤解することのないよう、放送サービスの提供主体が他社であることを広告に明記することを求めている。

　このほか、NTT東西の役員・県域などを単位として、両社から受託した業務を行う全額出資子会社の役員の兼務などの状況を報告することも求めており、いずれの要請も3月31日までに総合通信基盤局長に対して報告を行うこととしている。

関連情報

■URL
　ニュースリリース
　 http://www.soumu.go.jp/s-news/2009/090225_5.html

■関連記事
・総務省がNTT東西に行政指導、営業体制改善で公正競争を要請（2008/02/19）

（三柳英樹）
2009/02/25 19:22

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