任天堂は27日、テレビゲームのROMイメージを複製できる機器、いわゆる「マジコン」を輸入・販売していた複数業者に対して、輸入・販売の差し止めなどを求め、東京地方裁判所に提訴していた件で、東京地裁が任天堂の訴えを認める判決を下したことを明らかにした。
任天堂では、ニンテンドーDS(ニンテンドーDS Liteを含む)で起動するゲームを開発・販売しているソフトメーカー54社とともに、「マジコン」と呼ばれる機器の代表的な機種「R4 Revolution for DS」を輸入・販売していた5社を、不正競争防止法に違反するものとして提訴していた。
任天堂は、「今回の判決は当社等の主張の正当性が認められたものであり、妥当な判決であると認識している。当社およびソフトメーカー各社は、同種同等のいわゆる『マジコン』と呼ばれる機器に対して、今後も継続して断固たる法的措置を講じる所存」とコメントしている。
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ニュースリリース
http://www.nintendo.co.jp/corporate/release/2009/090227.html
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( 野津 誠 )
2009/02/27 18:19
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