NTT東日本とNTT西日本は27日、2009年度の事業計画について総務大臣に認可申請を行ったと発表した。それによれば、光ファイバ接続サービス「フレッツ光」で合計250万契約の増加を計画しており、2009年度末で合計1377万契約となる見込みだ。
NTT東日本では、2009年度で「フレッツ光」を140万契約増やす計画で、年度末には776万件契約を見込んでいる。また、「ひかり電話」は120万増の546万契約、フレッツ・ADSLは27万減の179万契約を計画している。
NTT西日本では、「フレッツ光」を2009年度で110万契約の増加を目指し、年度末で601万契約を計画している。「ひかり電話」でも同じく110万純増を計画し、年度末に485万契約を目指している。一方、「フレッツ・ADSL」は25万減の168万契約を計画する。
また、アクセス網の光化に関しては、NTT東日本が300万心km、NTT西日本が70万心kmを計画。2009年度末のカバー率はそれぞれ、NTT東日本が93%、NTT西日本が89%を見込んでいる。
なお、加入電話およびISDNの合計契約数は、NTT東日本で180万件、NTT西日本で194万件の減少を計画している。
このほか、NGNサービス「フレッツ 光ネクスト」のエリア展開に関して、NTT東日本では当初計画から1年程度の前倒しで2009年度末前後にBフレッツエリア全域に拡大する計画。NTT西日本では、現行「フレッツ光」提供エリアの約80%をカバーしたい考えという。
関連情報
■URL
NTT東日本のニュースリリース
http://www.ntt-east.co.jp/release/0902wxdq/xglc090227.html
NTT西日本のニュースリリース
http://www.ntt-west.co.jp/news/0902nqwg/jlpr090227.html
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・ NTT東西の2008年度事業計画、「フレッツ光」340万契約増など(2008/02/29)
( 村松健至 )
2009/02/27 19:11
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