ニコンは8日、インターネットに接続できるヘッドマウントディスプレイ型のマルチメディア端末「UP」の体験イベント「UP×DRAGONBALL EVOLUTION@AKIBA」を東京・秋葉原UDXの「東京フードシアター5+1」で開催した。映画「DRAGONBALL EVOLUTION」とタイアップし、イベント参加者はドラゴンボールの世界観になぞらえたフィールドゲームを行なった。
ゲームの開始前には、イベント開催記念企画として、お笑い芸人の「オリエンタルラジオ」をゲストに招いてトークショーを行った。オリエンタルラジオの中田敦彦はUPについて、「画面の小ささを感じないくらい迫力のある映像が楽しめる。ミュージックビデオを見るときに使いたい」と話した。また、藤森慎吾は「映像が綺麗で音の臨場感もある。眼鏡をしていても使える。新幹線の中などで使いたい」とUPを宣伝した。
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オリエンタルラジオ(左:中田敦彦、右:藤森慎吾)
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イベント会場ではUPが体験できるカフェを併設
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● UPで見る映像をヒントに秋葉原を探索
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左から、メインMCのオーウェン真樹、ドラゴンボールのコスプレイヤー、落合祐里香
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ゲームでは、事前応募で当選したUPユーザーが参加できる「ドラゴンボールの謎を解け!」を行なった。当日は約30人が参加した。
「ドラゴンボールの謎を解け!」はストーリー仕立てになっていた。内容は、ドラゴンボールの研究をしていたDr.クーシンサイが、秋葉原で突然消息を絶つ。参加者は、Dr.クーシンサイが残した映像を手掛かりに秋葉原の各所を巡り、ドラゴンボールの謎を解いていく。ゲームのナビゲーター(Dr.クーシンサイの助手役)として、声優の落合祐里香が登場した。
ゲーム参加者は、UPにゲームの案内動画をダウンロードしておく。動画では、秋葉原の各所に設置されたポイントの場所がわかるほか、クイズを出題。ポイントに行くと、クイズの謎を解くヒントが得られる。ポイントは、秋葉原UDXに3カ所あったほか、東京ラジオ会館、LIVE PARK in AKIBA、カフェソラーレにも設置された。ゲーム時間は約90分間。参加者にはクイズの回答用紙を配布。ゲーム中、UPを持ったユーザーが秋葉原を歩き回った。
東京ラジオ会館(8階の小ホール内)では、UPの無線LAN機能を利用し、その場でストリーミング動画を視聴して、クイズに答える仕掛けがあった。「UP Web」のブックマークから指定されたサーバーにアクセスする。サーバーは小ホール内に設置されており、無線LANルータで構築したローカルネットワーク上に公開。その場所の無線LANアクセスポイントからサーバー接続すると、自動で動画が再生される仕組みだ。
ゲーム終了後に回答を集計し、クイズの正解率や最終ポイントへの到達時間などから順位を決定。上位5名が表彰を受けた。受賞者には今回のイベント特製のメダルがプレゼントされた。1位になった男性は、「UPは普段、電車の中で動画を見たりするときに使っている」という。さらに、一番早くゲームをクリアしたユーザーや、ドラゴンボールにちなんで「7位」のユーザーにも特別賞が贈られた。
また、当日会場に来た先着50人が参加できるゲーム「コスプレイヤーを探せ!」も行った。フィールドゲームと同じポイントに、ドラゴンボールのキャラクターに扮したコスプレイヤーが登場。参加者は、コスプレイヤーを見つけてデジタルカメラなどで撮影し、イベント会場で提示する。レアキャラを見つけた人には優秀賞が贈られた。
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「UPで私の曲を聴いてほしい」と話す落合祐里香
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LIVE PARK in AKIBAのポイント
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無線LANアクセスできた東京ラジオ会館のポイント
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イベントの様子
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UPのサイトを閲覧できるPCも設置
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UP体験用のデモ機
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関連情報
■URL
UP
http://www.upxup.jp/
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( 野津 誠 )
2009/03/09 14:49
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