米Googleは16日、3D地図ソフト「Google Earth」の画像データを大幅にアップデートし、米国だけでなく、世界各地でも過去の画像を大量に追加したと発表した。
同社広報によると、これまで「Google Earth」のほとんどの画像は、新しい画像を入手次第、置き換えられてしまった。しかし今回のアップデートにより、こうした過去の画像も「Google Earth」に含められるようになったため、各地で過去にさかのぼって画像を見ることができるようになったという。
「Google Earth 5.0」ではタイムスライダーを操作して過去にさかのぼることができる機能が追加されたが、ほとんどの画像は米国に限られていた。今回追加された画像により、世界各地でここ数年にわたる変化を観察できるようになった。
例えば、Google LatLong公式ブログでは、ドバイに建設中の世界地図を模した人工島「The World」の建設風景や、アマゾン川流域で進む環境変化の様子などを例として挙げている。
|
|
ドバイの人工島「The World」の2005年2月2日の画像
|
ドバイの人工島「The World」の2006年10月28日の画像
|
関連情報
■URL
Google LatLong公式ブログの該当記事(英文)
http://google-latlong.blogspot.com/2009/03/look-back-in-time.html
■関連記事
・ 「タマネギをむくように街の変化を表示」Google Earth最新版(2009/02/03)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2009/03/17 12:47
- ページの先頭へ-
|