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上海で正規版ソフト利用企業を表彰、ACCSやBSAがキャンペーン


 コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は13日、中国・上海市において正規版ビジネスソフトの利用を推進するためのキャンペーンを実施すると発表した。現地の日系企業を対象に、適正なソフト管理やコンプライアンスの推進を促すとともに、優良企業の表彰も行う。中国ビジネスソフトウェアアライアンス(BSA)および上海市版権保護協会と共同で展開する。

 4月21日に開幕式や講演会を行った後、5月から8月まで日系企業における正規版ソフトの導入を自主的に進めてもらう一方、ACCSらによるアドバイスや監査も実施。監査結果が優良だった企業に対しては、9月に表彰式を実施する予定。

 ACCSによると、中国では政府主導で知財保護施策が推進されており、ビジネスソフトに関しては2006年4月に「企業正規ソフト使用推進の実施方案」が打ち出され、国営企業や外資系企業などを対象とした正規版ソフト利用推進に向けた活動が行われているという。

 一方で、不正コピーが多い国の場合は、現地従業員の意識だけでなく企業としてもソフト管理への意識が低くなる傾向にあり、日系企業が摘発される可能性も高まっているとしている。不正コピーが発覚した際の法的リスクを軽減することなどを目的としてキャンペーンを展開することにした。


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URL
  ニュースリリース
  http://www2.accsjp.or.jp/activities/200921/bsa_accs.php

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( 永沢 茂 )
2009/04/13 13:44

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