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OracleがSunを74億ドルで買収へ |
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Oracleでは、買収によりSunの重要なソフトウェア資産であるJavaとSolarisを手に入れたことは、顧客にとっても長期的なアドバンテージになると説明。Oracleで現在最も成長している事業である「Oracle Fusion Middleware」はJavaによって構築されており、Oracle最大の事業であるデータベースにとってSolarisは主要なプラットフォームであるとして、これらの技術とOracle製品との連携をさらに進めていくとしている。 Oracleのラリー・エリソンCEOは、「Sunの買収はIT産業を変え、クラス最高の業務用ソフトウェアとミッションクリティカルなコンピュータシステムは結合する」とコメント。また、Sunのスコット・マクネリCEOは、「OracleとSunは、20年以上に渡って業界の先駆者であり親しいパートナーだった。今回の結合は我々の関係にとって自然な進化であり、産業の今後を決める出来事になる」とコメントしている。 OracleとSunでは、それぞれのサイトに今回の買収についての特設ページを設けている。Oracleでは今回の買収についてのFAQの中で、Solarisを手に入れた後もOracleのLinuxに対する姿勢は変わらず、それぞれのプラットフォームへのサポートと強化を進めていくと説明。また、Sunが2008年1月に買収しているMySQLについては、Oracleの既存のデータベース製品ラインナップに加えられることになるとしている。 OracleとSunの日本法人は両社とも、現時点で今回の買収に関して日本法人について決定している事項はないとしている。 関連情報 ■URL ニュースリリース（Oracle、英文） http://www.oracle.com/us/corporate/press/018363 ニュースリリース（Sun Microsystems、英文） http://www.sun.com/aboutsun/pr/2009-04/sunflash.20090420.1.xml Oracleの特設ページ http://www.oracle.com/sun/index.html Sunの特設ページ http://www.sun.com/aboutsun/media/presskits/2009-0420/index.jsp ■関連記事 ・ 米Sun、スウェーデンのMySQLを10億ドルで買収（2008/01/17）
（ 三柳英樹 ）
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