米Adobe Systemsは、Adobe ReaderおよびAcrobatのセキュリティアップデートについて、今後定期的にリリースすることを、同社Adobe Secure Software Engineering Team(ASSET)の公式ブログで明らかにした。
Adobe Reader/Acrobatのセキュリティアップデートは、今夏から四半期ごとにリリースされる予定。リリース日については、マイクロソフトの月例セキュリティ更新プログラムと同じタイミング(米国時間の第2火曜日)になるとしている。日本法人では、日本での対応については現在検討中としている。
Adobeでは、Adobe Reader/Acrobatのエンジニアは2月以降、ソフトウェアセキュリティを主要プロジェクトとして取り組んでおり、プログラム開発ライフサイクルのセキュア化や、インシデント対応プロセスの改善を行っていると説明。4月に指摘されたAdobe Reader/Acrobatの2件の脆弱性についても、セキュリティチームのブログで随時対応状況を公表するとともに、5月12日には各プラットフォーム用の修正版が提供できたとしている。
【お詫びと訂正】
記事初出時、「日本のユーザーにも同様にセキュリティアップデートが提供される」としていましたが、日本での対応については検討中となっています。お詫びして訂正いたします。
関連情報
■URL
ASSETブログの該当記事(英文)
http://blogs.adobe.com/asset/2009/05/adobe_reader_and_acrobat_secur.html
■関連記事
・ Adobe Reader/Acrobatの修正パッチ公開、2件の脆弱性を修正(2009/05/13)
( 三柳英樹 )
2009/05/26 20:04
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