ビジネスに役立つAndroidアプリ

指定駅の発車時刻まであと何分かわかる「トレインタイマー」

アプリ名トレインタイマー(Ver.0.9.7.17)
こんなときに電車やバスの発車時刻まで、あと何分か知りたい
対応OSAndroid OS 2.1以上
価格無料
配布waw-project
URLhttps://play.google.com/store/apps/details?id=com.wawproject.TrainTimer

電車やバスの時刻表から、残り時間をカウントダウン

 わずかな時間の差が、最終的に大きな違いになるのが交通機関。次の電車が分刻みでくる時間帯ならいきあたりばったりでもいいかもしれないが、地方で本数が少ないときは、1本逃すと大幅に予定が狂う可能性もある。都会でも、特急や急行を逃してしばらく各駅停車しかないといった場合は大幅に到着時間が遅れてしまう。

 到着すべき時刻までにきっちり間に合うよう出発するのはビジネスの常識だ。乗車すべき電車の発車時刻まであと何分余裕があるか明確に把握できていれば、駅までの移動時間や、準備時間を踏まえた行動が可能になる。では、具体的に次の電車は何時何分発で、時間的な余裕はあとどれくらいあるのだろうか? そんなことがわかるのが「トレインタイマー」だ。

「トレインタイマー」

 必要な駅の時刻表をダウンロードして使うため、まだデータのない初回起動時は何も表示されない。「駅検索」から見たい駅やバス停の時刻表を入手、または手動作成すれば利用できるようになる。検索する場合は、駅名をピンポイントで検索するか、地域から絞り込む50音で駅名を絞り込む。

 1つの駅に対して複数の路線が乗り入れている場合は、もちろん時刻表も複数登録できる。この場合、駅名をフリックすることで画面表示を切り替えられるほか、「時刻表一覧」から移動先の時刻表を選択すれば、最短時刻からカウントダウンをはじめる。

 また、「平日」「土曜」「日曜・祝日」をタップすると順次表示が切り替わり、もっとも早い発車時刻に対して、残り時間をカウントダウンしてくれる。特定の行き先の列車は使わないので除外したい、という場合は、画面右上のアイコンから「表示する種別・行先を選択」画面で条件選択すれば、乗りたい列車の時刻だけ表示することも可能だ。

 目標の時間が把握できていても、電話や急ぎの割り込み仕事に対応していて、ふと気がつくと時間が過ぎてしまったということもある。そこで、どうしてもその時刻を逃せない場合は、時刻表で指定の時刻を長タップすることでアラームを設定できるのでぜひ活用したい。発車時刻の何分前という形で指定でき、アラームは「音+バイブ」「音」「バイブ」「なし」の4つから選べる。余裕を持った時刻に「音+バイブ」を指定しておけば、見逃す心配は減るだろう。さらに、ウィジェットや他の乗り換え案内アプリと併用することで、時間管理がしやすくなるに違いない。

 なお、時刻表は、「Yahoo! JAPAN」のほか、「えきから」からダウンロードする。「Yahoo! Japan」の場合は始発に対応しているので、好みに応じて選ぼう。

起動時はデータがないため、使いたい駅の時刻表をダウンロードする
駅名で検索すると、該当する時刻表が一覧で表示されるので、利用する路線や行き先を選択する
表示が路線カラーに対応しているのも特徴の1つ
バスの時刻表もダウンロードできる。カバー範囲は要確認
バスの時刻表例
ダウンロードした時刻表の一覧
特定の時刻を長タップすると、アラーム設定画面が表示される
メニューキーからは、「駅検索」「時刻表一覧」「表示フィルタ」「設定」「ヘルプ」が利用できる
設定画面
ウィジェットは2サイズ用意されている。ただし、画面上でカウントダウンするので、利用の際は、バッテリーのスタミナと相談したいところ

すずまり

プログラマからISPの営業企画、ウェブデザイナーを経て、現在はIT系から家電関連まで、 全身を駆使してレポートする雑食性のフリーライターに。主な著書に「Facebook仕事便利帳」「iPhone 4 仕事便利帳」(ソフトバンククリエイティブ)など。 睡眠改善インストラクター、睡眠環境診断士(初級)。