vProの匠

インテルの「アツさ」がここに!「vPro内覧会」が情シス×インテルの交流会に?

「匠道場」読者が特別に招待されたクローズドイベントの模様をレポート

本誌「匠道場」の読者を特別に招待して行なわれた内覧会「インテル vPro プラットフォーム Limited Showcase」

 インテルがvProに関わる情シスの“コミュニティ構築”に本気だ。

 なんと、PCベンダーやSIer、メディアなどを対象とした内覧会「インテル vPro プラットフォーム Limited Showcase」に、本誌「匠道場」の読者も招待。インテル株式会社 東京オフィスに特別に用意されたデモ室を使って、特別なデモや実演を見せてくれた。さらに、気になる疑問については、インテルのvPro担当者がその場で直接答えてくれていた。

 参加者の熱量も高く、予定時間を大幅にオーバーすることとなった内覧会の模様をお伝えしたい。

「情シスの皆さんの負荷を減らすテクノロジーを提供したい」

 会の冒頭では、同社マーケティング本部 本部長の上野晶子氏が登壇。インテルでは「テクノロジーの力で、人の生活を豊かにする」をパーパス(存在意義)として掲げており、「情シスの皆さんにかかっている負荷を、少しでも減らせるようなテクノロジーを提供したい」と、その思いを語った。

インテル株式会社 マーケティング本部 本部長 上野晶子氏

 実際、匠道場で行った“情シスの皆さんが達成感を感じる場面”についてのアンケートでは、

  • 「システムを安定して管理できた」
  • 「自動化によって業務を軽減できた」

 といった回答が多く寄せられていた。

匠道場のアンケートで寄せられた情シスの不満(左)と報われる瞬間(右)

 テレワークに伴ってPCが点在するようになったことで、セキュリティリスクが増え、サポートの内容も多様化しているが、その中で上野氏は「情シスの皆さんが本来すべき業務を犠牲にするほど、PCの管理が負担になっているのではないか」と危惧。そこで、インテルが情シス向けに提案しているのが、PCの遠隔操作やセキュリティ強化に活用できるインテル vPro プラットフォーム(以下、vPro)というわけだ。

 「vProはIntel自身のIT部門が『日々のPC管理を楽にしたい』と自ら社内に考案したテクノロジーで、情シスの皆さんの負担を減らすことを目的に開発されました。これを活用していただく上で大切なのは、皆さんと一緒にこのテクノロジーの使い方を考えていくためのコミュニティ作りだと考えています。現在インテルではIT Heroes(ヒーローズ)というキャンペーンを行っています。ワールドワイドで展開しているので、ビジュアルがアメコミっぽいのですが(笑)、情シスの皆さんが達成感を得られるような職場をどうやったら作れるかを、いろいろな場を作って話し合っていきたいと思います」(上野氏)と語り、この会こそが、そうしたコミュニティ作りの第一歩になるものだと、今回読者を招いた理由を語った。

インテルのIT部門が自分たちの仕事を楽にするために開発したのが最初というインテル vPro プラットフォーム

インテル東京オフィスに特設「vProスペース」が出現デモ→解説→直接Q&A

 講演の後はビジネスクライアント・テクニカル・セールス・スペシャリストの佐近清志氏から、vProについてデモ機を交えながらの解説があった。

多くのvProマシンが並ぶ部屋でデモムービーからスタート

vProの基礎、リモートKVMを目前でデモ

 冒頭では複数台のPCが次々と遠隔操作で起動していくムービーが流れたが、これは会場に展示されていたベンダー各社のvPro対応PCを、実際に使って撮影したものだという。その後も有線LANと無線LANのそれぞれでインターネットに繋がった端末について、インテル EMAのリモートKVM機能を使って、遠隔操作を行うデモを実施。BIOSの画面を含めて、PCが起動した瞬間から遠隔管理ができるため、「BitLockerの入力画面でトラブルがあっても、リモートで解決できると好評」なのだそうだ。

元々インテルのIT部門だった佐近清志氏がvProを解説
vProの紹介
vPro遠隔操作のデモンストレーションも実施

セキュリティもアピール

 こうした優れた管理性能とともに佐近氏が強調していたのが、vProの優れたセキュリティ性能だ。

 同社が提供する全てのセキュリティ機能をパッケージ化した「インテル ハードウェア・シールド」を採用しており、BIOS領域におけるマルウェアの活動も検知することが可能。制御フローハイジャック型のマルウェアについても、第11世代のvProから検知が可能になったという。

vProの活用事例。これまで本誌でご覧になった読者も多いだろう
各社のvPro対応PCの展示

第12世代Coreの実力もデモ、PコアとEコアはどのように使われる?

 ちなみに、これらの講演やデモは、それぞれ別室で行われたため、移動中にはインテルの社内を覗き見することができた。この東京オフィスには2021年末に「インテル データ・セントリックCoE」が開設されており、各種アーキテクチャやAIについてのデモが行われている。内覧会の当日は第12世代CPUに搭載された、「インテル スレッド・ディレクター」について動作のデモを見学できた。

 これは、PコアとEコアにそれぞれ適切なタスクをスケジュールするためのもの。会場では高負荷時における動作の検証として動画のレンダリングが行われていたが、実行中のアプリをバックグラウンドに移したところ、Pコアの使用率が下がっていくのをタスクマネージャーで確認できた。

第12世代・第13世代のインテル Core プロセッサーでは、高性能なP-Coreと高効率のE-Coreという性能の異なる2つのプロセッサーに効率的に作業を割り振ることで、電力消費を抑えつつ高いパフォーマンスを実現できる

 さらに、実際に即した形での検証として、新旧のプロセッサーを搭載したPCを使って、“300枚程度のページがあるパワーポイントのファイルをPDFへと変換する”というベンチマークテストも実施していた。

第7世代と第12世代のCore プロセッサーの性能比較

“直接vProの技術を聞ける”会場、熱量がスゴい……

 今回の内覧会に同行していて驚いたのが、参加者とインテルの社員との距離感だ。各デモは机に座って向き合ってではなく、肩が触れ合うような距離で行われていたので、何か気になることはすぐに話を聞くことができた。

 一通りのプログラムが終わった後で、最後に質疑応答が行われたのだが、すっかり場が温まっていたせいか、次々と質問があがってくる。その対応もスピーディだ。

 「インテル EMAのエージェントを入れる場合は、MEBxの設定はいらない?」と聞かれれば、「エージェントが設定をバックグラウンドで行うので不要です。大規模展開にオススメですよ」と回答があり。

 「どのぐらいの世代までのvProマシンなら現役で使えるか?」と尋ねれば、「vProの第8世代、5年前までのマシンならインテル EMAがサポートしているので利用できる」との提案があり。

 「Microsoft Intuneを使ってエージェントを配信できるのか?」との疑問には、「それは得意中の得意。管理者がゼロタッチでもセットアップできる」と答えてくれる。

 参加者からの疑問に、インテルの担当者が直接、即レスで答えてくれいていた。参加者の熱量もなかなかだし、それに応えているインテルの担当者もかなりの熱量だ。

情シス担当者の出席者も多く、かなり踏み込んだ質問や要望なども飛んでいた。インテルではこうした機会を今後も設けていくつもりとのことなので、今回参加できなかった人は次回に期待しておいてほしい

 気が付けば当初予定していた時間は大幅に過ぎて、内覧会は大盛り上がりのうちに幕を閉じた。

 なお、参加者からは、「次はハンズオンに参加したい」「具体的な導入手順が知りたい」など、イベントや記事へのさまざまなご意見もいただいた。後日、上野氏に話を聞いてみると、こちらも「今後、このようなイベントを実施していきたい」とのこと。今後の展開も、ぜひ楽しみにお待ちいただきたい。

匠への質問、募集中!

 ……さて、今回はvPro内覧会の模様をお伝えしたが、会場でも参加者から多くの質問が寄せられていた。

 本誌連載である匠の部屋では、そうした疑問を随時、匠にお伺いし、みなさまの疑問解消に役立てていきたいと考えている。疑問点がもしあれば、是非、以下のフォームから質問を送ってみてほしい。

【追記】今期のvPro導入困りごとアンケートの受け付けは終了しました。

アンケート回答にあたっての注意事項・同意事項

・いただきました質問につきまして、質問者やその企業を特定できないよう編集の上、匠の回答とあわせて誌面掲載させていただく可能性がございます。

・いただきました質問に対する回答は、原則として今後展開する記事内にて行わせていただきます。また、全ての質問への回答を約束するものではございません。

・氏名やメールアドレスのご記入は任意となりますが、ご記入いただければ、追加で伺いたいことなどがある場合、編集部よりご連絡させていただき、より正確な回答ができるよう務めさせていただきます。

・回答いただきました個人情報(名前/メールアドレス)は、追加の質問など編集部からの連絡のみ使用します。そのほかの目的で使用することはなく、対象者以外の個人情報は、企画終了後、速やかに消去します。

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【匠の部屋】vPro導入困りごとアンケート

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