「vPro友の会」情報
タイマーでPCを起動させてみた
2024年8月6日 06:00
リモートワークが広まったことで増えたのがPCの持ち出し。どこでも仕事ができるようになって便利になった一方で、PCを管理する情シスにとっては苦労のタネにも。
そんな情シスの強い味方になってくれるのが、インテルの中でも最高のセキュリティ性能を持ち、さらに遠く離れた場所からでもPCを起動したり、BIOSをアップデートしたりできてしまうIntel vPro プラットフォームだ。
そんなIntel vPro プラットフォームの特徴や設定方法について、元インテルのエンジニアが解説している「vPro友の会」が更新された。
PowerShellのコマンドレットでAlarm Clockを設定する
今回更新された第21回では、第16回でPowerShellに追加したコマンドレットの続きとして、AMTの「Alarm Clock」という機能をPowerShellから設定します。
Alarm Clockは、「目覚まし時計」という名前のとおり、シャットダウンされたPCを、設定した時間に自動的に起動させる機能です。AMTではリモートからPCを起動させる機能が代表的ですが、Alarm Clockではネットワークに接続していなくても起動させることが可能。一方で、設定はリモートから行えます。
なお、記事では、コマンドレットで見つかったバグと、その修正方法も紹介されています。
- 第1回 note、はじめました。
- 第2回 現在のインテル vPro プラットフォームについて
- 第3回 セキュリティやシステム管理関連の機能について
- 第4回 vPro の機能、どうすれば使えるの?
- 第5回 インテル AMTのプロビジョニングについて
- 第6回 インテル AMTのManual Setup and Configuration (前編)
- 第7回 インテル AMTのManual Setup and Configuration (中編)
- 第8回 インテル AMTのManual Setup and Configuration (後編)
- 第9回 インテル AMTのHost-based setup and configuration
- 第10回 インテル vPro プラットフォーム向けにインテル社から現在一般提供されているツールについて
- 第11回 インテル EMAでクライアントPCの管理を行う(構築編)
- 第12回 インテル EMAでクライアントPCの管理を行う(設定編)
- 第13回 インテル EMAでクライアントPCの管理を行う(クライアントPC接続編)
- 第14回 インテル EMAでクライアントPCの管理を行う(Admin Control Mode編)
- 第15回 インテル EMAでクライアントPCの管理を行う(Admin Control Mode編2)
- 第16回 Intel vPro Technology Module for Windows PowerShellを使ってみる(1)
- 第17回 Intel vPro Technology Module for Windows PowerShellを使ってみる(2)
- 第18回 インテル EMAでクライアントPCの管理を行う(二要素認証編)
- 第19回 インテル EMAでクライアントPCの管理を行う(続・二要素認証編)
- 第20回 インテル EMAでクライアントPCの管理を行う(トラブルシューティング編)
- 第21回 Intel vPro Technology Module for Windows PowerShellを使ってみる(3)