もはや自宅のほうが仕事がはかどる。ただ、どこでも仕事はできる

　みなさま、こんにちは。TeamViewerの小宮崇博です。

　TeamViewerは、PCやモバイルデバイスで困っている人を遠隔からサポートしたり、人の作業を遠隔から指示したりする際に使われいるソフトウェアサービスのメーカーです。私は主にビジネス開発を担当しており、セミナーでの講演や製品の説明、デモなどを行っております。

　弊社の扱っているソフトウェアサービスは、そもそもテレワークにも使われるものなので、昨年来のテレワークでも全く問題なくオペレーションできました。

オンライン会議のイメージ。写真は“ひとりオンライン会議”

会議用とは違う「講演用」の環境、「声はちゃんと届けたい」との思いで外部マイク購入

　もともとセミナー講演が多い立場ですので、声はちゃんと届けたいという思いで、外部マイクを購入しました。

　今ではゲインを調整してマイクの近くで話したりなんて芸もできるようになりました。ネットの先でも声や映像が届いているのかを確認するためのモニター機材も常設ですし、照明も複数個を設置しています。

　照明は手元を照らしたり、私を照らすことができるようにしています。プロは色温度なども考えるのでしょうが、そこまでは考えていません。

在宅ワーク環境の一部

　講演では、PCの画面やカメラに加えてスマホやスマートグラスの画面などマルチソースの画像入力があるため、できればスイッチャーが欲しいところですが、そこは「mmhmm」というソフトウェアを使用することでシーン合成等を実現しています。

多様なデバイスで「業務のDX」をデモ、スマートグラスを装着することも

　パートナーやお客様に見せるデモでは、スマートフォン、スマートグラスやスマートウォッチを活用しています。スマートグラスをかけ、スマートウォッチにQRコードを表示してデモに臨むことも週に何度かあります。

業務シーンのイメージ

スマートグラスを装着

腕のスマートウォッチにはQRコードを表示

　こういったシーンを見るとかなりなガジェット好きに見えることでしょうが、使用機材をご覧いただければお分かりの通り、もう5年以上使っている機材が大半です。

在宅ワークはクリエイティブ作業には合っている。気分転換に庭で仕事も

　私の業務はクリエイティブな領域が意外と多くあります。通勤電車やバスで多くの時間を過ごすことよりも、集中できる在宅のほうが合っています。

　ただ、出勤しているとオフィス内の雑談などが気分転換になるわけですが、在宅ワークではそうはいきません。ですので、私の場合、仕事する場所を変えたりします。

　オンラインミーティングが無い時間は庭にガーデンパラソルを出して仕事するのもいい季節になってきました。また、ヘッドフォンをせずともオーディオをガンガンかけられるのもよいですね。

　通勤のときにはできなかったことの1つが、近所の景勝地での夕日を見られるようになったことです。

庭でも仕事

横須賀市立石公園からの夕日

　こうしたことも含め、在宅ワークがニューノーマル化していくことを期待しております。

小宮 崇博

TeamViewerジャパン株式会社の“Connected Operational Technology”エヴァンジェリスト。外資IT系企業で主に技術として活動。2019年にTeamViewerジャパンに入社。IoTや現場作業支援等のOperational Technologyを活動領域にしている。Twitter：@kommykomiya、 YouTubeチャンネル：kommyt。