イベントレポート
Interop Tokyo 2018
IPv6普及と高度化への貢献で、NTT ComとNGN IPoE協議会を表彰
2018年6月14日 16:20
「Interop Tokyo 2018」開催中の6月13日に催された「Interop Summit」において、これまでNGNを用いたIPv6の普及や高度化に対して多大なる貢献したとして、IPv6普及・高度化推進協議会が、NTTコミュニケーションズ株式会社(NTT Com)とNGN IPoE協議会に対して表彰を行った。NGN網におけるIPv6利用者は、この2者の協力などにより、3月時点で48.1%に到達したという。
NTT Comの表彰については、「2000年初めから、日本最大のISPとして、その責任を果たすべくIPv6の普及に継続的に貢献している」(村井純氏)とした。
一方、BBIX株式会社、株式会社朝日ネット、インターネットマルチフィード株式会社(MFEED)、日本ネットワークイネイブラー株式会社(JPNE)、フリービット株式会社のIPoE接続事業者5社が3月に設立したNGN IPoE協議会の表彰について、IPv6普及・高度化推進協議会では、「NGN網を用いたIPv6サービスの普及推進においては、競争関係にあるISP事業者間の“協調”が非常に重要」とし、この面での貢献が評価。「今後の発展に対する寄与にも期待する」としている。
Interop Summitは、Interop Tokyo 2018の出展企業が参加できるほか、産官学各分野からキーマンを招待した交流会。