イベントレポート

Interop Tokyo 2024

ネットギア、Wi-Fi 7対応メッシュ「Orbi 970」や法人向けアクセスポイントをInterop Tokyo 2024に出展

 ネットギアは、6月12〜14日に幕張メッセで開催中のイベント「Interop Tokyo 2024」にて、国内未発売のWi-Fi 7クアッドバンド対応メッシュルーター「Orbi 970」(RBE-973S-100JPS)や、法人向けWi-Fi 7アクセスポイント「WBE750-100APS」「WBE710-100APS」を出展している。

Orbi 970のホワイト/ブラックモデル

 Orbi 970は、2023年9月に米国で発売された製品。参考出展とされており、日本での発売は未定、価格も未定だという。クアッドバンド対応で、クアッドバンド対応で、最大通信速度は6GHz帯が11530MBps(320MHz幅)、5GHz帯1が8647Mbps(240MHz幅、専用無線バックホール)、5GHz帯2が5765Mbps(160MHz幅)、2.4GHz帯が1147Mbps。無線バックホールとして専用5GHz帯と6GHz帯を組み合わせると、10Gbpsのワイヤレスバックホールを実現する。

 2.2GHzのクアッドコアプロセッサと、2GBのメモリを備える。1台で3300平方フィート(約307㎡)をカバーし、最大接続台数は200台。有線ポートは10Gbps対応WAN×1、10Gbps対応LAN×1、2.5Gbps対応LAN×4(ルーターの場合)。

WBE750-100APS(上)と、WBE710-100APS(下の2台)

 法人用アクセスポイント2製品は、2024年中に国内発売の見通しだという。価格は、「WBE750-100APS」が40万180円で、「WBE710-100APS」が21万2080円。

 「WBE750-100APS」は、Wi-Fi 7トライバンド対応で、最大通信速度は6GHz帯が11530MBps、5GHz帯が5765Mbps、2.4GHz帯が1147Mbps。最大10GbpsでPoE++対応のLANポートを備える。

 「WBE710-100APS」は、米NETGEARのウェブサイトにも情報が掲載されていない模様。Wi-Fi 7対応で、有線ポートは2.5GbpsとPoE+に対応する。

 このほか、同ブースでは、AV Over IP関連製品各種の展示や、セミナーも行っている。