イベントレポート

ワイヤレスジャパン2013

国内初展示、「Firefox OS」搭載スマホ4機種にさわれるMozilla Japanブース

 東京ビッグサイトで29日から31日まで開催されている「ワイヤレスジャパン2013」の展示会に、一般社団法人Mozilla Japanが出展。ウェブ標準技術ベースのモバイルOS「Firefox OS」を搭載したスマートフォン端末を展示しており、実際に端末をさわってOSの操作を体験できる。国内では初披露だという。

 展示されているのは、参考出展となる「ZTE Open」および「Alcatel One Touch Fire」と、開発者向け端末であるGeeksphone社の「Keon」および「Peak」の計4機種。

「ZTE Open」。CPUはQualcomm Snapdragon S1 7225A 1GHz、ディスプレイは3.5インチ(480×320)、メモリは512MB(ROM)/256MB(RAM)
「Alcatel One Touch Fire」。CPUはQualcomm Snapdragon S1 7225A 1GHz、ディスプレイは3.5インチ(480×320)、メモリは512MB(ROM)/256MB(RAM)
「Keon」。CPUはQualcomm Snapdragon S1 7225A 1GHz、ディスプレイは3.5インチ(480×320)、メモリは4GB(ROM)/512MB(RAM)
「Peak」。CPUはQualcomm Snapdragon S4 8225 1.2GHzデュアルコア、ディスプレイは4.3インチ(960×540)、メモリは4GB(ROM)/512MB(RAM)

 端末には、今回の展示用に開発されたという毎日新聞や食べログのアプリもインストール。Mozilla Japanでは、Firefox OS向けならばHTML5アプリとして開発すればいいため開発・配布のハードルが低いと説明。開発者に向けてFirefox OSコミュニティへの参加を呼びかけている。あわせて、コミュニティのメンバーらが執筆した近日発売の書籍「Firefox OSアプリ開発ガイド」もブース内にて紹介。展示会場内のリックテレコムのブースで先行販売されているという。

(永沢 茂)