イベントレポート

Interop Tokyo 2014

ファーウェイ、128Tbpsのデータセンターコアスイッチを展示

ファーウェイ・ジャパンのブース

 「Interop Tokyo 2014」の展示会場で最大規模のブースを構えているのが、華為技術日本(ファーウェイ・ジャパン)株式会社だ。コンシューマー向け製品では名前を聞くことが多くなったファーウェイだが、法人向けICTソリューション事業の分野でもさまざまな製品を手掛けており、ブースではデータセンターコアスイッチ「CloudEngine12832」などの製品を来場者にアピールしている。

 「CloudEngine12832」は、スロットごとに4Tbpsの双方向帯域、全体では最大128Tbpsのスイッチング性能を持つ製品。2台のラックで1組の製品で、100GbEでは最大512ポート、40GbEでは最大1536ポート、10GbEでは最大6144ポートを搭載できる。

CloudEngine12832
背面

 このほかブースでは、10Gイーサネットスイッチ「CloudEngine 6800」シリーズなどのスイッチ製品や、大容量ストレージシステム「OceanStor UDS」などのデータセンター向け製品、通信キャリア向けのネットワーク機器などを展示している。

 ファーウェイでは日本でも2012年に法人事業部を設立し、通信キャリアやISP向けの製品の販売を開始。さらにネットワーク機器やストレージなど、販売製品を増やしている。携帯電話端末などコンシューマー向け機器では日本でも名前が知られるようになってきたが、通信キャリア向けのネットワーク機器でも既に国内で多数採用事例があり、今後はさらにデータセンター向けの機器など、法人向け事業もさらに拡大していきたいという。

10Gイーサネットスイッチ「CloudEngine 6800」
通信キャリア向け製品群

(三柳 英樹)