今週のドローン：要素となる技術を積み重ね、いよいよサービスへと進化

　今週はJapan Drone 2019（千葉県・幕張メッセ）が開催されたということもあり、ドローンに関するニュースが増加した。

　大手企業の動向としては、KDDIやドコモがドローン活用するためのプラットフォームサービスの提供を発表したところが目につく。さらに、東日本大震災（3.11）の発生から8年目を記念する日の前後では、各社による災害時のドローンの活用に関する実証実験が行われている。

　こうして見ると、ハードウェアはもとより、クラウドや制御のためのソフトウェア、そしてサービスまで、ドローンを活用するために要素となる各部分での開発が着実に進み、ひとつに統合されつつあると感じる。ただし、まだまだ本格的な活躍実績は限られている。今後もさまざまな実証実験を通じ、通常・非常を問わずに現場での活用がスムーズに行われるための開発やノウハウの構築を目指す段階に入ってきたということか。

ニュースソース

• 稲作にドローンのシステムを導入!?山形大学の「近未来の稲作システム」［ガジェット通信］
• 5G活用も視野に　KDDIの「スマートドローン」が6月にサービス開始［ITmedia］
• ドローンを活用したビジネスを支援するドローンプラットフォーム「docomo sky」を提供開始 ［ニュースリリース］
• 「ドローン基地局」で被災者のスマホ位置を推定　KDDIが実証実験［ITmedia］
• 福島県でドローン管理システムの実証実験--10機のドローンが安全飛行［CNET Japan］

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• 週間ニュースインデックス［2019/3/2～2019/3/8］

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